セキュアオープンアーキテクチャ・エッジ基盤技術研究組合は、2023/3/31をもって研究開発事業を終了いたしました。

オープンコミュニティは、次世代コンピューティングの技術開発を行う産学官連携の研究事業成果を幅広く市場に紹介するとともに、研究成果である技術の普及促進を図るためのプラットフォームです。

コミュニティメンバーとして参加することにより、ソースコードやRTLをはじめとする設計データの提供を受けることが出来ます。

 
 名称:オープンコミュニティ

 運営法人:セキュアオープンアーキテクチャ・エッジ基盤技術研究組合
 (TRASIO:Technology Research Association of Secure IoT Edge application based on RISC-V Open architecture)

 所在地:東京都千代田区神田練塀町3

 ※ オープンコミュニティは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務の一環として行っている事業です。

 

主な研究テーマ、研究内容と研究事業に参加している法人

AIエッジ向けセキュリティ技術の試験研究
半導体チップのセキュリティを検証可能とするため、RISC-Vオープンアーキテクチャを活用し、セキュリティのハードウェア・ソフトウェア基盤技術をホワイトボックス化します。
セキュリティ技術の協調領域として開発技術をオープン化し、AIエッジデバイスの実用化、普及を促進します。

研究事業者:セキュアオープンアーキテクチャ・エッジ基盤技術研究組合

動的多分岐・結合トレース型AIプロセッサのエコシステム開発
エッジコンピューティングにおけるAI処理を実現するための小型かつ省エネルギーながら高度な処理能力をもった専用チップと、それを用いたコンピューティング技術に関する研究開発を行います。

研究事業者:
株式会社エヌエスアイテクス
株式会社ユーリカ
株式会社日立製作所
国立大学法人東京工業大学

セキュアオープンアーキテクチャ向けコンパイラバックエンドおよび対応ランタイム環境の研究
既存のRISC-V開発環境に対して国内活用の観点で不足しているOSや開発ツール面での機能を開発すると共にRISC-Vの標準への採用を働きかけ、世界的なオープンアーキテクチャの普及促進を図ります。

研究事業者:
イーソル株式会社
株式会社ユーリカ
京都マイクロコンピュータ株式会社
株式会社エヌエスアイテクス

AIチップ設計拠点事業

AIチップ等の開発には高度なスキルや高額な設計ツールが必要です。特に中小・ベンチャー企業にとっては、革新的なアイディアがあるにもかかわらず、新規参入等にあたりそれらが高いハードルになっています。そこで、中小・ベンチャー企業が持つアイディアを実用化するための設計開発を支援する事業を行っています。

さらに、AIチップ等の開発を加速するために必要な共通基盤技術として、設計・評価・検証等の開発環境を有する拠点の整備、チップ開発を促進する共通技術の開発、IoTやAI技術を活用するための知見やノウハウを持った人材を育成する環境の整備を行っています。

研究事業者:
国立研究開発法人産業技術総合研究所
国立大学法人東京大学